本当にあった復讐の話

復讐の話をまとめたサイトです

【95話】祖母の生花

定期的にある席替えで、運命のいたずらか、
クラスで悪名高いいじめっ子グループの塊に囲まれる形になってしまった。
当然それからは、いじめられっ子のタゲは私。

シカト、謂れのない悪口、物を隠される、授業中に後ろの席の子に
椅子を蹴られる、お母さんが作ってくれたお弁当に消しカスを「ふりかけだよ♪」とぶっかけられる・・・
まあ、低レベルかつセオリー通りな虐めを続けられてた。
うちは二世帯で住んでて、祖母は生花が趣味だったんだ。
で、ある日、祖母の持ち物である剣山が目についた。

翌日、誰よりも早く登校し、自分の椅子の裏側、左寄りに剣山を貼り付けた。
毎日蹴られている場所、的確な部分は把握していた。


そして1時間目。後ろはいじめっ子のリーダー。
音が目立たないようにいつも上履きを脱いで蹴ってくる。
「ぎゃああああああああああ!!!!!」
耳を劈く、いじめっ子の叫び声がクラス中に響き渡った。

「いじめっ子さん!?どうしたの!?」と先生が言うも、もちろんいじめっ子は何も言えるはずがなく、即座に上履きを履いて血を隠していた。

その後、リーダーはテストでカンニングをし退学、
取り巻き1は不祥事で退学、2はFラン大に行き中退とのこと。
復讐よりも自爆を見てニヤニヤしてるのが楽しかったです。

【94話】 【96話】


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