本当にあった復讐の話

復讐の話をまとめたサイトです

【383話】奥の部屋から聞こえる義実家家族の笑い声を背にしてトボトボと退散。

誕生日話に便乗して
昨日は今更めでたくもないトメの誕生日に召集されてた。
普通に行くつもりだったけど旦那が急遽行けなくなったため用意してあったプレゼントを持って一人で行ったんだけど
「なんで嫁子さんだけ?○君(旦那)は?」
「連絡来てないですか?どうしても抜けられない接待が入ったみたいです」
「ふーん、じゃあ帰っていいわ」
「え?あ、そうですか、じゃ、これプレゼントです」
「どうせあなたが選んだんでしょう?いらないわ」
「そうですか、はぁ~・・・お邪魔しました」
奥の部屋から聞こえるコウト家族の笑い声を背にしてトボトボと退散。

自宅のリビングでプレゼントを前にボーっとしてたら涙が出てきた。
そのタイミングでほろ酔い旦那帰宅。慌てて拭ったけど止まらない涙。
私の涙を見て驚く旦那に上記のことをそのまんま伝えた。
激怒して義実家に電話しようとする旦那をなんとか諌めて就寝。
早朝から鼻息ブンブンの勢いで義実家に凸した旦那が絶縁宣言して帰宅した。
トメは山盛りの言い訳をしたらしいけど、それも着火剤になったみたい。
そこまでしなくてもと言う私に、
前々から嫁子への態度が気に入らなかったんだ。もう付き合いしなくていい。
普段泣かない嫁子が泣くくらいだから、本当はもっと酷いこと言われたんだろ?
今まで俺のしらないところでもいろいろあったんだろ?我慢させてゴメンな。
ポロポロと涙を流す私に頭を下げてくれた。いい旦那だなぁ。

嬉しいこと以外では人前で涙は絶対に見せたくない私だけど、涙を自由自在に出せる特技のことは内緒だ。
トメさんあばよっ!達者で暮らせ!

【382話】 【384話】


メールフォーム

何かございましたらメールフォームからご連絡下さい。

PR

ページのトップへ戻る