【376話】泥「泥棒の上に人をだますなんて詐欺師!犯罪者!」
先日、買った荷物を盗られる、というものを体験しました週末に集まりがあるのでホームセンターの食品館で食品まとめ買いして、冷凍食品系の袋にドライアイスを入れていたら、横に置いてたカートがすっと消えた。
そっちに目をやると5歳くらいの子供がカートを持っていっているのが見えた。
それほど混んでいるわけでもなかったので、すぐ追いつけると思って声を出さずに、落ち着いて袋を縛っていると、ベンチに座ってたおばさんが子供に近づき、カートを受け取って一緒にせかせかと外に向かっていったので、これはやばいと追いかけた。
駐車場に出たところで
「ちょっと、それ私が買った荷物なんですけど」
というと
「はぁ?あんた何言ってるの」
で始まり、まあここで見るような
「これは私が買った」「証拠出せ!」
等を言いだし、さらには近くにいた警備員に
「助けて!泥棒に襲われてるの!」
とまで言いだした。
そして警備員が来て、さらに野次馬に取り囲まれてる中でこっちを泥棒と言い放ち、さらに
「私は買った時のレシートがあるのよ!これが私のだという証拠よ!」
と自分のかばんからレシートを出してきた。
レシートは買ったときに袋に入れてたので、荷物を盗った時に袋の中のレシートをかばんに移し替えたんですな。
警備員がざっと袋の中とレシートを見比べて
「確かに今買われたものですし、中身も間違いないようですね」
その時のこの泥ママとガキの顔ったら、世界醜悪コンテストでも上位に入るようなしたり顔で、ガキに至っては
「嘘つきは死ねよくそババア」
とまで言ってきやがった。
さすがにムカっときましたね。
私「警備員さん、そのレシートの支払いはカードですね。 番号を確認してください。」
警「は?えっと、xxxxですが・・・」
私「そのカードはこれなんですが、なんで私のカードで買ったものがそこにあるんでしょうね?」
警「え?それは・・・確かに・・・(泥に向かって)すいませんがこちらの品物を買った時のカードを」
泥「泥棒の上に人をだますなんて詐欺師!犯罪者!くぁwせdrftgyふじこlp;!!」
あまりな自己厨理論と態度にブチ切れて、泥ママの胸倉掴んで
私『ふざけんな!自分が泥棒のくせに人様を泥棒呼ばわりか!?声がでかけりゃ勝てるのはどっかの キチガイ国家だけなんだよ!わかったら黙れコソ泥!』
と、叫んでました。
泥は黙り、警備員さんもあっけにとられたのか硬直。
私は下のガキを睨んで低い声で静かに
「そっちのガキもそうだ、嘘つきは死ねだ?おまえが盗んだんだから誰が嘘つきなのかよーくわかってるよな?だったら誰が死ぬんだ?」
そしたらガキがへたり込んで号泣、しかも洩らしながら。
と思ったら泥ママも顔面蒼白になって
「・・・ごめんなさい、許してください」
って蚊の鳴くような声で言ってきたので、「大声で復唱!」と一喝したら、その場で土下座して
「許して、子供は悪くないの!全部私が悪いの!」
と謝りだした。
警備員さんもさすがに割り込んで「あの、どうか落ち着いて」と。
こっちは大声出してすっきりしてるので、にっこりと
「ええ、謝罪も頂きましたからもういいですよ」
と返しました。
まあ、当然その時にはほかの警備員さんも集まってきて、泥親子ともども「お話聞かせてください」で事務所にドナドナになりましたけどね。
荷物はレシートのカード番号で証明できていたのですが、さすがに大騒ぎした泥ママよりも大きい声でちょっと汚い言葉で啖呵切ってしまったことについては苦言を言われましたが、私の方はそれで終了になりました。
ちなみに私はヤンキーとかではなく、学生時代に応援部に所属してて、声を出せるだけです。
数年ぶりにカラオケ以外で全力で声を出せてむしろすっきりしました。
ちなみに泥親子はなんと、自ら他にも万引きしていたことを白状し謝りまくっていたとのことですが、盗んだ物の額が大きいので警察を呼ぶことになったということです。
ちょっと脅しが過ぎたのかもしれないですが、真人間に戻ってくれればいいんですけどね。
もしかしたら警察のほうからも事情を聞かせてくださいと来るかも知れませんと言われましたが、その時は全力で再現いたしますと返しておきました。
最初に対応してた警備員さんが目をそらしたのは気のせいだと思います。
現在のところ警察からの要望はまだ来ておりませんので、その後についても不明です。
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