本当にあった復讐の話

復讐の話をまとめたサイトです

【287話】菓子折りの箱

自分は普段から、ノートを取らなかったり提出物を出さなかったりで、
一部の教師から嫌われていました。

受験も近づき、これではまずいと一念発起。その前の期末では平均点に
届くかどうかの成績でしたが、実力考査で一気に学年4位にまで成績を伸ばしました。
各科目の教師から「やっと本気になってくれたな」とか褒められて次からも頑張ろうと思った矢先
地理の教師(仮にT)が答案を渡した後、私を指導室に呼び出しました。
カンニングしただろうと言われたわけです。

Tは日頃から私の事を毛嫌いしていましたが、指導室ではしつこく私を責め立てて、
そしてたくさん殴りました。 体罰とかそういうのが問題になる前だったからかも知れませんが…

結局、担任の先生が庇ってくれて何か処分をうけたわけではありませんが、
それがキッカケで眠れなくなり、しばらく精神病院にも通いました。
それでも学校で会うとヘラヘラ笑って「カンニングで優等生になれて嬉しいか?」と言ってくる始末。私は本格的に復讐を決意しました。

事件の1週間後にTや担任が、家に謝罪にくることになっていました。

それに備えて私は縄を2本用意しました。
輪っかにして、一つを菓子折りの箱に入れて綺麗に包装しました。
学校側は謝罪こそしますが、Tをクビにする様子はなかったので、
精神的にTを追い詰めようと思ったんです。

謝罪にきたTはやっぱり反省してない様子。
私は先生達の帰り際に「菓子折りの箱」を渡した以外は部屋に篭っていました。
先生方が帰ったあとは、残った一本の縄を部屋の真ん中にぶらせげて、
その前で睡眠薬を大量に飲みました。
「自殺しようとしたふり」です。

親が気が付いてすぐに病院へ運ばれ学校に連絡。

Tはそれ以降、私に優しくなりましたとさ

…オチもない話で申し訳ありませんでした

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