【175話】合コンクラッシャー
職場の合コンクラッシャーのキモメンデブ(以下キモデブ)に復讐ウチの業界は全国に支社(支局)があり、私がいたのはかなり大きい地方支局。キモデブはその衛星として田舎に駐在してた
そいつはうちの支局幹部にウケがよかったから、まずそれを切り離す。本社のお客様センターに客のふりをして名指しでクレーム入れた。
管理職は自分の管内でのクレームを恐れ、早速キモデブを切り捨てた
そいつは週に1、2回、50㌔離れたド田舎から県庁所在地の支局に夜勤に上がらせたけど、
来たら居場所の居ない状態になったそいつは仕方がないから、応接セットに座って待機するようになったけど、
その時間はまだみんな残業中。
「みんな働いてるのに、一人だけソファーでゆっくりしてる人が居る」と、示し合わせ陰口を聞こえるように叩いた
後はそいつを精神的に追い込むだけ。支局内では完全無視。電話も取り次がない。
そいつは地方駐在だけど支局で定期的に夜勤しなければならないことになっていたから、
上司や同僚に根回しして、そいつが夜勤の時に使う机を「空間リストラ」の名目で撤去。
キモデブは立ったままフロアーをうろうろ。ここで示し合わせた若手が「キモデブ先輩のせいで落ち着いて残業できません」と上司に苦情。
孤立感からメンヘルになったらしく、フロアで一人ぶつぶつ独り言いうようになったり、夜勤の最中にトイレの壁をドンドン叩くようになった。
最終的によその支局に転勤になったけど格上の職場なんで、なんか復讐が成就したような気がしなかったので、追撃決定。
キモデブの転勤先には同期が2人いたので、彼女らに協力を手配した
1人はキモデブの転勤に合わせ他に異動、つまりキモデブの前任者になるので、
引き継ぎにいった奴を完全無視し、引き継ぎもさせなかった
もう1人は退社してフリーになる予定で、キモデブが引き継ぐ資料を「つい、うっかり」廃棄した
さるさんの出たせいで書き込みできなかった。
最後キモデブは上司にも信用されなくなって辞めたらしい(私も結婚で退職したから詳しく知らない)
職場全員の負担を減らし、みんなで合コンや飲み会できるようそいつを夜勤のローテに加えたのに、
ほかの日に夜勤を代われといっても従わない。こいつのせいでいくつも合コンが流れた。だからクラッシャー。
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