本当にあった復讐の話

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【165話】ハガキ攻撃

10年以上前の話だが、知り合いのクズに自己破産した奴がいた。
そいつは俺の陰口をバンバン叩きやがるから温厚で人格者で優しい俺もリベンジしてやった。

コイツの会社に自己破産した事を暴露したのだ。
ハガキに『自己破産した事を聞きました。一度相談に乗ります』という内容で簡潔に書いた。
PCから書いた文章を印刷してハガキに貼って。


ハガキならば第三者の目にも止まるからだ。
それを10枚以上出した。
差出人には『おいら』として。
更に相手の名前の文字を敢えて間違えて書いた。
『幸男』→『幸雄』→『直孝』→『直隆』→『達也』→『竜也』という具合に。

更にもしもを考えて指紋を一才残さなかった。
様々な場所から投函して。
相手は、出した犯人が誰だかは見当も付かなかったはず。
実際にコイツはある程度規模の大きな会社だったからハガキが届けば何人も経由して本人の手元へ。
それを計算して『自己破産』の文字の部分は大きくした。
更に自己破産の横には目立つ様に赤線を引いた。

第三者の目に止まる為にわざと文章も簡潔に書いたのだ。
恐らくその会社の何人もがそれを読んだだろう。
小文字の長文ならわざわざ読まないだろうけど。
数カ月後に共通の友人からコイツが会社を辞めた、との話を聞いた。
原因はわからずだったが。
俺は、あのハガキ攻撃が原因だと直感したよ。

コイツはそういう事は絶対に人には言わないタイプだから。
だからこそ相当な衝撃だったのだろうが。
ましてや差出人もわからず。
まあ自己破産したのは事実(らしい)だからコイツは痛かっただろうと。


リベンジはオツムを使わないとね。

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