【130話】野球部の友人
友人の復讐友人は中学二年で野球部のレギュラーだった
それをねたまれて他の野球部員達にはめられた
酷いクロスプレーで右足のアキレス腱を切られた
当然野球部も退部
クラスでも野球部に絡まれ友人は退学した
もちろん野球部の監督や顧問担任に友人の親は直訴した
だが聞き入れられなかった
俺と友人が通う学校は私立の付属校で高校が甲子園にでたばかりだった
直接の関係が薄くても問題を避けたいという意思があったのだろう
友人以外にも野球部関係で退学するものが何人もいた
で友人のやった復讐
正確には友人の親がやったもの
友人の足を壊した野球部の連中は一斉に補導された
学校近所での無銭飲食がばれたからだ
それもただばれたのではなくその場にいた警察に見つかった
結果彼らは停学
内部推薦は取り消しになり彼らは目的だった高校での野球ができなくなった
友人の親は警官だった
どうも友人の話を聞き同僚達に根回しを頼んだらしい
結果十数名程の停学が起こり友人の復讐は行われた
ベラ
小学生の時、妖怪人間の「ベラ」ってあだ名をつけられた。
担任に。
理由は 髪型が似てるから だそうで。
当時は習い事をしてて髪型を変える事もできなかったし
口が大きい事をコンプレックスに感じてたのですごく悲しかったしツラかった。
だから その瞬間からそいつを「若ハゲ」って呼んでやった。
小学生だからすぐ広まって皆担任を 若ハゲ って呼んでた。
まだ24,5だったはずだけど本当にかなりハゲてたからダメージあったんじゃないかと思う。
でも反省などしていない。
自分がされて嫌な事はしてはいけません、って
イイコトバダナーと凄く思った。
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