【90話】マッチョの恐怖
マッチョな俺が語るよ。10年近く前だけど。気の弱い妹が痴漢に悩まされててノイローゼ気味になってた。
「よっしゃ、お兄ちゃんに任せろ!」と仕事をさぼって通学の電車に同乗。
一応時間はズラさせた。対処はするけど遭うこと自体が負担ではあったし。
駅周辺で既に気付いた。ハゲちゃぴんオヤジ。怪し過ぎだろ。
新聞持ってキョロキョロ。こっちを見て全力小走り。
案の定スススと摺り足で妹に接近。あ、耳元に息吹きかけやがった死ね。
手を妹の尻に伸ばし・・・俺の復讐が始まった。
俺のライトハンドをハゲの尻に這わせるとほぼ同時に穴あたりを中指でグリグリ。
うひゃおっとか変な声あげんなよ死ね。
すかさずレフトハンドでYシャツにぷっくりキモい主張を示す乳首を摘まんでクリッと捻ってやった。
暴れるつもりか身をよじり始めたので耳元にふっと息を吹きかけてやった。
爪先で妹の足を小突いて退避させ、ハゲを扉に押し付ける。
次に右ドアが開くまでの30分強、堪能してやった。
とどめにうなじにキスして「次はレイプするから、痴漢野郎さん」って言って解放。
振り向きもせず逃げてった。
ライトハンドはしっかりイカ臭かった。
俺の初恋物語、完。
なんだ
単なるハゲ好みのホモマッチョのポエムか(笑)
同じマッチョとしてGJを贈ろう
創作としても、痴漢対策にはなる
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