【8話】人として最低な復讐です
人として最低な復讐です。気分害されたらごめんなさい。(トメ=義母、ウト=義父)中々子供が出来ず夫婦で病院を回ったが原因は不明だった。
結婚して7年、やっと赤ちゃんが出来てみんなで小躍りして喜んでた時の話です。
トメは、元ウトから長年DVを受けていて、旦那が4つの時逃げるように離婚。
その後は、女手一つで旦那を育てあげ嫁の私にもざっくばらんに話をしてくれる超×10良トメでした。妊娠がわかった時も泣いて喜んでくれ、大きな花束とメロン(私の好物)を持ってお祝いにかけつけてくれた。
そんなトメに階段から突き落とされました。さくらんぼを持って遊びに来ていたトメ。
見送りをした時、笑顔で腕を引っ張られ私は前から階段を転がり落ちた。
気付いたら病院で、赤ちゃんは遠いところに。
私は、右肘と腰骨を骨折。旦那が真っ赤な目で私の手をにぎりしめてた。
赤ちゃんがいなくなった事を知った私は錯乱し、旦那とすらちゃんと話が出来ない状態に。
そんな私をトメはかいがいしく世話してくれて、余計に混乱する私。
一週間位した頃、トメは私に「このまま楽になっちゃいなさい」と言ってきました。
「赤ちゃんもママを待ってるわよ。また手伝ってあげるから…ね?」
この時、あーやっぱりあの(階段で見た)笑顔は現実なんだ、と確信。
旦那に話そうかと思いましたが、当時の私は疑心暗鬼の塊で誰も信じられず1人で追い詰められてました。
トメを××したい。赤ちゃんと同じ痛みをあじあわせたい。
毎日、そんな事を考えながら怪我を治してました。
2ヶ月後、やっと退院する事が出来、私は小さな我が子の写真を胸に自宅へ戻りました。
1ヶ月位してトメが我が家に御見舞にきました。
私は笑顔で迎え、トメに1枚の写真を見せます。
最初は、わからなかったトメですがすぐに気付いたようで「ヒィッ」と言って写真を落としました。
そこには、私と初老の男性が話しをしてる姿が写ってました。
その男性は、退院後、興信所に依頼して探し出してもらったトメの元DV旦那。
「どーゆうつもり?」と聞かれたので「どーなんでしょうw」と笑顔で応えました。
すると、トメはいきなりの土下座。
「ごめんなさい。ごめんなさい嫁子さん!どうかしてたの!私本当にどうかしてたの!許してちょうだい!」
何度も何度も頭を下げられました。
1ミリも許すつもりがなかった私は「なんであんな事をしたのか」
「今までの事は嘘だったのか」を聞きました。
トメは泣きながら「私は女手一つで息子を育ててきた。
その大切な息子を取られた事が辛かった。
赤ちゃんが出来たと聞いた時、その思いは憎しみに変わった。
あの時(妊娠を知った時)嬉しくて泣いたんじゃない、悔しくて泣いた」と言われました。
「入院中に死ねと言ったのは私があなたの息子の子供を妊娠した女だから?」と聞くと
「今死ねば、息子はあなたと子供の事を忘れられなくなる。
そうすればあの子は一生再婚出来ない。ずっと私の傍にいる」と思ったんだって。
そんなくだらない理由で私達の赤ちゃんは死ななければならないんだ。。。
トメが泣きながら私を見つめてきたので
「あ、逃げた方が良いかもー。(トメの)元旦那さん、トメさんに会いたがってたから♪」
「教えたの?居場所言ったの?!」
「あ、逃げる時息子ちゃん(私の旦那)におき手紙忘れないで下さいね。
じゃないと捜索願い出されちゃいますから。見つかっちゃいますよw」
「あんたなんて人間じゃない!」と言われたから
「ありがとう。はい、これ」とレターセットを渡しその場でおき手紙を書いてもらった。
「息子ちゃん、嫁子さん、ごめんなさい。好きな人ができました。これからの人生は彼と生きていきます。探さないで下さい。今までありがとう。」的な内容でした。
それから一緒に銀行へ行きトメのお金を下ろして引越し屋に連絡。
新しい家は私が決めていたマンション。不動産屋に行き契約をして鍵をもらった。
引越しは、お委せパックで次の日に終了。
トメに出した条件は「私以外の親戚、友人とは連絡を取らない事」
「新しい場所で友人を作るのは可。わかってると思うけど、私達の話は誰にもしない事」
「以上が守れなかった場合は新しいトメの居場所を元ウトに伝えます。また、私と連絡が付かなくなったらあなたが大切に育てた息子ちゃん(私の旦那)の居場所を元ウトに教えます。」
トメは、泣きながら「そんな酷い事よく言えたもんね!自分の夫でしょ!?」と叫んでた。
「全てはあなたが招いた事なんですよ。」
と言ったら黙ったけど。
トメは、そのまま引越した。
旦那は何も知らない。
元ウトと私のツーショットは合成で、彼は今他の家族と暮らしている
(興信所で居場所を調べ写真を撮ってもらったのは本当)。
トメの居場所を教えるつもりも、ましてや旦那の事を元ウトに教えるつもりは毛頭ない。
ただ、トメにこれからの人生を楽に生きて欲しくなかったから、
元ウトの影に怯えながら生きていって欲しいから、ぶっちゃけ不幸になって欲しかった。
旦那は、トメの手紙を読んでショックを受けていたが
「トメさんにもトメさんの人生があるんだもん。好きな人と一緒にいるって事は幸せなんだよ」と言ったら
「そうだよな!」と元気を出してくれた。
念願だった子供を失い、自分だって辛いのに壊れた妻を励まし続け
一緒に泣いてくれた旦那を巻き込みたくなかった。それが私の唯一残ってた良心です。
あれから数年がたち、子供には恵まれないものの穏やかなで幸せな毎日を送っています。
トメは約束を守りひっそりと生きているようですけど。
以上が私が実際にしたトメへの復讐です。
詳しく書いたらもの凄く長くなってしまいました。お目汚しすみません。
年齢的に難しくなってるのかもしれないけど、子ども授かるといいね。
でも最初にトメとかの用語説明入れるなら全部義母、
義父の表記で貫けば良かったんじゃ。
沢山のレスありがとうございました。
改行は、本当に申し訳ありません。
旦那に相談しなかったのは、子供を失ったうえ
その原因が自分の母親だったと知ったら酷く傷つくのでは?と思ったからです。
でも、本当は嫌われたくなかったんだと思います。
元義理父は、旦那にも暴力を奮っていて腕に大きな傷が残っています。
それを知っていながら、あんな脅しを言える妻に愛想を尽かしてしまうのではないだろうか?
そんな風に考えていました。同時に友人や、実の親兄弟にも言えなかった。
だから、ここに書き込みが出来て皆さんの意見を聞かせて頂いて本当に感謝しています。
ありがとうございました。
それでは、名無しに戻ります。
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