本当にあった復讐の話

復讐の話をまとめたサイトです

【73話】改ざん女

同期のバカ女に復讐した話

私が入社した当時、新入社員は全員一度は工場で三か月研修を受けて
その後配属先に行くシステムになっていました。
おかげで、研究所や営業所 の新人も一緒に研修する事になった。

しかも運悪く、有名教授の研究室の博士号を持っている年上の女と同じ課で研修になりました。
私はは工場希望だったのと、学生時代の専門が近かったお蔭ですぐに工場の
おっちゃん連中と仲良くなったのですが、その女は現場のおっちゃんに対して上から会話する上に、
専門知識も無かったので浮いていました。


それが気に入らなかったのか、別の原因があるのかは分かりませんが、
入社後一か月ぐらいして、その女が私の悪口を同期の間に広めまくりました。
その女は、年齢が一番上なので、女子の中ではボスみたいな存在で、
瞬く間に同期の女子から避けられるようになりました。
何人かの同期の女子が「○×(その女)が陰口を広めているから用心してね」
なんて云ってくれたものの、大半の女子は完璧に私を無視、
女子に流されやすい男子も一部は私を無視って状態でした。
三か月間我慢してなんとかやり過ごしました。

それからしばらくは、その女との接点は無かったのですが、
八年目に偶然同じ仕事をすることになりました。
私は工場でプラントの建設担当に、その女はプラントの基礎研究(研究室レベル)でした。
他に大型化実験の担当など10数人のチームで勧める事になりしました。
私は工場の担当なので、特に安全関係(強度や作業員の安全など)を重要視して仕事をしていたのですが、
ある時、その女の提出していたデータが改ざんされたものって事に気が付きました。
そして、嘘の38なんて言葉もありますが、多くのデータの解析もして、
その女の作成した資料には明らかに数値が偏っていることがわかりました。


復讐開始です。
とはいえ、悪口陰口についてはあまり怒りはありませんでした。
ただ、安全関係の基礎データに改ざんが有ったのが許せなかったのです。
これって、作業員の命に係わる問題ですから。
実際、異常反応で反応窯の鉄蓋(数百キロの重さある)が飛んで、それに当たって死んだ人もいますしね。

まずは、チームミーティングで安全関係の話のついでに、
元々のデータの測定方法等について詳しく聞いて、不審な箇所に突っ込み入れまくりました。

その後、改ざんの可能性の高いデータについては一々詳細を聞いたので、本人はバレたと思ったのでしょう。
ミーティング後、社内メールでメンバーに言い訳まがいのメールを送ったり、
チームリーダー(本社の部長)に直接連絡して私の悪口を言ったりしたようです。

次のミーティングで、安全関係のデータについて更に突っ込みを入れたら、
いきなり切れて「あんたは私のデータ通りに仕事したらいいだ。黙って仕事しろ」みたいな事を喚きだしました。
その時は、まあまあと宥める人がいて収まりましたが、微妙な雰囲気になりました。


その翌日、チームリーダーに呼び出しを受けました。
その女が云った悪口の内容を聞き、逆に私が安全の数値について拘っている理由も説明しました。
勿論統計解析もつけて説明しました。
そうすると、チームリーダーが、その女のパソコンのデータを調べてくれと・・・
どうも過去にも胡散臭いデータを出して、営業運転出来ない事があったとか。

その女は研究所、私は工場なので、出張を装って研究所に行き、リーダーから聞いたパスで
その女のパソコンの電源を入れました。(個人ごとにパスを付けているが、
いきなり退職したり事故に遭った時のために情報システムが把握している)
探すと、バカというか・・・本当のデータも提出用データも残っていました・・・
犯罪者が自分の犯罪歴を書いたプレートを胸に付けているようなものです。正直驚きでした。

そのデータをUSBに落として、持ち帰り、リーダーに渡しました。
その後の経緯は詳しく知りませんが、その女は次回のミーティングにはいませんでした。

数か月後、退職したとの話も聞きました。
なお、私の下宿には、その女から脅迫まがいの手紙とか来ますが、無視していますw

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