【403話】結婚以来3年近く養豚業を廃業するよう根気よく繰り返し説得してた…
【閲覧注意:一部侮蔑的表現あり。】(※編注:ウトメ…舅(ウト)と姑(トメ)のこと。 コトメ…小姑のこと。配偶者の姉または妹。 )
当時高校生の義弟がバイト代貯めて彼女に何だかプレゼントするとかで我が家にアホほどある雑誌を見に来た。
それ系が仕事なんでトレンド物を教えて友達にでも相談しろと適当に切り抜きあげた。
で。それがうんこ生産機の養豚コトメの30の誕生日の前月。
ちなみに義弟彼女の誕生日はそこから2ヶ月後。
弟の部屋に忍び込むのが日課のコトメは切り抜き見て自分へのプレゼントと舞い上がりブヒヒブヒヒと薄気味悪い調子。
折り合い悪い義弟がコトメにやるわけないだろと言っても豚に人語は届かず。
お前ウトメだけじゃなくまだ高校生の義弟の財布からも金抜いてるクズなのになんでそんなお花畑なんだよ、と夫がキレてもブヒブヒブヒヒ。
あーこの豚は駄目だとウトメも夫もがっかりしてた。
ウトメには結婚以来3年近く養豚業を廃業するよう根気よく繰り返し説得してた。
無駄に善人なウトメだったんで、コトメを見放す事への罪悪感をコトメを更生させる義務感に摩り替えさせるのに苦労した。
このままいけば弟2人やらその伴侶に子供の人生を狂わすだけでなくセーフティネットにぶら下がるだけの社会に多大なる迷惑をかける存在になるっつー事をしっかり理解したら展開早かったけど。
というか私と夫の家にいきなり押し掛けて私の私物あさったり一部屋占領しようとしたりしやがって私が鉄拳制裁下した経緯があったってのもある。
で。舞い上がり豚の誕生日前の週末。
ドレスコードも理解してない低脳にホラ吹いて知人の美容院でヘアメイクを施しほぼリクルートスーツなベージュのニッセン服を纏わせ私ら夫婦+義弟+豚で朝から湘南ドライブ。
リクルートスタイルで湘南とかありえないだろと思ったが豚は気にしない。
最後のバカンスはひたすら散策
→派手な松明のある安価で大盛りなカレー屋
→素泊まりペンション
→安い海鮮屋→
白浜のサーファー向け激安ペンション
→コンビニ飯というどうしようもない感じの2泊3日コース。
常時コトメをシカトして会話してるのも気が付かない舞い上がりっぷりの豚、最終日に誰よりも遅く目覚めると封書。
中身は義弟からのコトメへの嫌悪を認めた手紙、夫からの就活の心得的メモ
ウトメからのマナー本と教養本にコトメ年金手帳と国保申請書類と手紙と現金1万
そしてレンタル倉庫の期限と場所を明記したメモに白紙の履歴書数枚と証明写真風にした美容院行った直後のコトメのコンビニプリントスナップ。
おまけは寮つき仕事のフロムエーやらバイトルやらアンやらの記事。
豚と私らが出掛けてる間にウトメ引越し。
籍もコトメだけ独立。
ついでに私ら夫婦も引越し済み(以前の勤務先も前年度に移った転職先も教えてなかった)
義弟の通学経路から新居がバレる事を危惧したがリア充学生に引け目感じる無駄にデリケートな豚には中高大生がウヨウヨいる学校最寄り駅及び沿線に近寄る事すら出来なかったようで何も起きず高校卒業。
そしてコトメに教えてなかった志望大学に受かりその近くで義弟は一人暮らし。
財布携帯隠さず生活出来るって最高と言っていた彼は心底不憫だと思った。
ウトも通勤を電車→車(新車購入)に変え義弟の高校卒業間近に地方にトメと転勤。
ウトの勤務先は知っていても部署も役職も知ろうともしない自己中コトメである意味助かった。
便りが無いのが元気な印と皆を洗脳して早数年。
ニート脱却の功労者である私に位礼状送ってこいやとか思ってたけどお互い消息不明なら無理か。
義弟彼女の誕生日が近くなってきたんで思い出し投下しました。
日本語崩壊しててスマソ。
【402話】 【404話】