【360話】同居していた祖父が夜中に母を…
父が単身赴任中、母を同居していた祖父が夜中に・・・しようとした。当時私は中学生。母が必死で抵抗する声で目が覚めて、瞬間的に電気スタンドで祖父の後頭部を強打。
フルスイングで。
血を流しながら振り返った祖父の顔面に蹴りを入れ、
「今度やったら殺す!!!」
と吐き捨てた。
普段おとなしい孫娘だったから、祖父は勿論母も驚いていた。
以来、母子でこのことに触れたことはない。祖父も母も優しかった祖母もすでに他界。
父はまだ存命だけれど、これは私が墓まで持っていく秘密。
母は泣きながら抵抗していたし、祖父は母のパジャマのズボンを無理やり剥ぎ取ろうとしていたので、合意とはとても思えない。
ていうか、祖父はそれまでも、私の風呂を覗いたり体に触ろうとしたり、ヤバイ人間だった。
ぶん殴って以来、ぱたりとしなくなったけど。
墓に関しては、幸いなことに別。
早逝した母を悼んで、父が母のために墓を新しく作ったので。
ジジイは祖母と、もとからある家の墓に入ってる。
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