【186話】海外のいじめっこ
中学校の頃海外にいたんだが、そこでいじめられていた。いじめと言っても、こちらの姿を見る度につきまとってひたすら「ビッチ」連呼+足を蹴られる程度だったが。
当時「ビッチ」の意味が分からず、先生に意味を聞いて理解した瞬間に号泣した。
そのいじめっこは精神的に問題があるらしく、先生方の対応は難しそうだった。
連日のつきまとい&嫌がらせに耐えかねた私は、プチ復讐に出た。
体育の授業でわざと一人になり、相手をおびき寄せる。
そいつが近寄ってきたところで、私は思いつく限りの罵詈雑言を 日 本 語 で そいつに浴びせかけた。
結果、そいつは怯えた様子で何もせずに逃げていった。勝った、と思った。
体育の授業が終了した後、私のところに友達が集まってきた。
曰く「見てたよ」と。「よくやった」「スカッとした」「前々からあのブタのことは気に食わないと思ってた」
と次々に褒め称えられた。どうやらみんなそれなりに被害を受けていたらしい。
大勢の味方を得たのでその後いじめに怯えることもなくなり、実際そいつからのいじめはなくなった。
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