本当にあった復讐の話

復讐の話をまとめたサイトです

【162話】父親が違う妹

私の家は私と母と父(再婚)妹(父親違い)住んでいた。
しかし、父が本当の父親ではないこと、私と妹の父親が違うことを小4まで知らなかった。
母の若気の至りで妊娠したときの子が私。父親は誰かわかりませんし、会ったことありません。
何故それを知ったかというと、あまりにも妹が変なことばかり言うから
母に問いつめたら面倒くさそうに教えてくれた。

変なこととは、妹はいつも私に
「お前はこの家の子じゃない!邪魔だから出て行け!」
「ホントだもん!姉ちゃん嫌い!あっちいけ!!」
「パパとママはあたしの!いつもお姉ちゃんのこと要らない子って言ってるもん!」
などと言っていた。しかも暴力振ってくる。
一番酷いのは「邪魔ー」と言って階段から突き飛ばされたこと・・・
子供ながらに 父と母の妹への愛情が私より大きい気がしていた。
私抜きでデパートへ行ったり、旅行へ行ったり、食事行ったり・・・誕生日は無視。
妹には色々するのに。クリスマスプレゼントは私のプレゼントと妹のプレゼントの差が酷すぎた。

妹はいつも私に自慢してくる。
「お姉ちゃんはいらん子だから変なプレゼント!やーーーい!」
「早く寝れば?家族の邪魔しないで!あープレゼントうーれしーいなー!」
私が妹に反撃すると母はすぐ私に怒る。妹があっかんべーしてくる顔を思い出すと今でも腹が立つ。
母が私に怒る時はいつも酷かった。しゃもじで殴られたり傘投げられたり化粧品でガンガンぶたれたり・・・
父は私に無関心だったので無視だった。父と 会話をした記憶はない。
そして、何故か私がお留守番ということが多々あった。
私は活発な子だったので、一人になったら外に出て友達と遊んだり児童館にいて楽しく過ごしていたから、
その時は私だけ置いてけぼりなのがおかしいことに気付かなかった。
あまりにも日常的な出来事だったので。
事実を知った時は本当にショックだった。
私と妹の扱いの差、妹の嫌がらせ、母の怒り、父のシカト・・・
その意味がわかり、一気に色んな思いがこみ上げてきて、
怒りなのか悲しみなのかもわからない気持ちが高ぶり泣きながら発狂した。

近所の祖父と祖母の家に逃げ込んだ。祖父と祖母はいつも私に優しかった。
お年玉も「お姉ちゃんだもんね、・・(妹)ちゃんに は内緒だよ」と多めにくれたし、
誕生日プレゼントをくれて誕生日の歌を一緒に歌ってろうそくの火を消させてくれた。

祖父と祖母に事情を話したら、
「確かに・・(私)は・・くん(父)の子じゃないけど、私たちからしたら大切な孫に変わりないよ。
そんなことするなんて最低ね。・・(母)に言っておく。気付かなくてごめんね。
何かあったらすぐにうちん家に逃げ込みなさい」と言ってくれた。
祖父と祖母の注意後、母は大人しくなった・・・というより、父同様シカトを始めた。
私が小6、妹が小4のころ父がいきなり海外転勤になった。単身赴任した。

父がいなくなった途端に、妹からの嫌がらせがますます酷くなった。
「早く氏ね!シネ!氏ね!」「 あたしは幸せだけどお前は不幸!気持ち悪いブス!」
多分、父の前では良い子を演じてたから、父がいなくなったので好き放題私に嫌がらせをしてたんだと思う。

辛かったけど、学校が楽しかったので我慢した。母に暴力振られるのももう嫌だから。
中1のころ、母は寂しさからか浮気をし、彼氏としょっちゅう遊びに行っていたので家に殆どいなくて、
お金だけテーブルに置かれていた。
妹は「ママ!どこかへ行かないで!あいつ(私)と二人にしないで!」と泣いてた。
なんか辛そうだった。
中学2年になり、反抗期突入。
きっかけは母不在で、妹とリビングにいるとき。妹はご飯食べてて私はテレビを見ていた。
妹「お前うるさい!!!テレビうるさい!!つまんない!消せよ!!」
私「(無視)」
妹「ねえ!!うるさいってば!!!聞いてんのかよブース!おい!!!消せ!!」
私「(無視)」
妹にリモコンで背中殴られた。

今まで我慢していた反動がここで爆発した・・・。
キレすぎてあまり覚えてないけど、妹を殴った。
とにかく殴った。叫びながら。
妹は「ママに言いつけてやる!パパにも電話する!ただじゃおかない!」と
キレて反撃しようとしていたが、お腹を蹴ったら大人しくなった。

うめき声をあげながら吐いてた。もうどうにでもなれと思った。
母が外泊するのは日常茶飯事だったので、その日妹は母に言いつけられず、
次の日になっても「お前を追い出してやる」と物を私に投げながら怒り続けていた。
私の怒りがどれだけのものかわかってんのかよ。
髪の毛を掴みお腹に膝蹴りしつつ背中を殴った。妹は悲鳴をあげ大泣き。
この日から私がやられた年数仕返 しをしようと思った。
6歳から計算してそのとき12歳だったから、18歳まで、6年間妹に復讐をした。やられたことを全部返した。

私も髪の毛引っ張られたしお腹殴られたり暴力振られたから、いっぱい暴力振った。
「絶対言いつけてやるーーーーお前なんて一生不幸だ!」と叫びながら暴れていた。
その日の夜、母が帰ってきた。妹はすぐに泣きながら言いつけていた・・・
私は半殺しにされるかと思った。
でも、いいんだ。今の私なら母とのバトルに勝てる自信がある。来るなら来い!!
・・・しかし、母はこう言った。
「うっさいわね。すぐ出かけるんだから、どうでもいいことで騒がないでちょうだい。」
妹は唖然としていた。『・・・なんで?いつも味方だったよね、ママ・・・』って感じの表情だった。
私は母に「どこに出かけるの?」と聞いたら「彼氏んとこー」と言い、
ご飯をさっさと食べてお金をいつもより多 めに置いて出かけ てしまった。
それからと言うもの、お金を全て私が取った。
妹は嫌がって「あたしのお金返して!ご飯が買えなくなっちゃう!」
と泣いたり暴れたり抵抗していたけど、大人しくなるまで「言うことを聞けガキ!」と怒鳴って、殴りまくった。

成長期なのでどんどん私のほうが体付きも筋肉も身長も大きくなっていく。
妹は私の暴力を恐れ言うことを聞くようになった。
ご飯代はあまり多くあげなかったので、妹は痩せていった。
いつも妹より少ない食事だったから仕返し。洋服も私が引っ張りすぎたせいでボロボロ。

何もケンカしないときでも一週間に一回左頬ビンタをするという決まりにしていた。
学校の先生の家庭訪問?とかいうので尋問されて面倒だった。
母はどこにいるのか? とか、・・ちゃん(妹)を虐待してませんか?とか母は児童相談所に行くか?とか・・・。
妹は学校でキレやすい子で給食の時間に食事横取りしたりするといういらん報告も受けた。
全部「私は知らない」と言って、先生いなくなったらすぐに蹴った。
「私は誰にも言わなかったのになんでお前はそんなに弱いんだ、なんでも人に頼ってんじゃねーよバカ!」
って怒鳴ってグーでゲンコツしてやった。

真上からガッチーン!って拳を落としたからかなり痛かっただろう。
玄関にしゃがみ込んで動かなくなっているのをみて爆笑した覚えがある。
たんこぶできちゃったんだって。私もたんこぶできたこと何回かあったからザマーミロと思った。
これが私が中3、妹中1のころかな。
中学一緒だったから本当に面倒だった。妹は私と学校で バッタリ会うとビビっていた。
いつも一人だったし友達いないんだろうなーと思った。
受験は祖父と祖母の手助けもあり、無事に乗り越えて県立高校に行くことになった。

祖父は私に「うちん家に住んだら?」と言っていたが、妹への復讐を18歳までしなければならないので断った。
私が家にいるというだけでさぞストレスだろう。
私もそうだったのだから、精神面でも復讐しないとと考えていた。

この頃、妹がキレて「お父さんにお前を殺してもらう!」とか言い出してたので、
妹のお腹を蹴り上げて私が父に国際電話し「母が浮気してる」と教えた。
父は「ふーん」みたいなことを言って一方的に電話を切られてしまった。
高2のとき、妹は中3・・・受験生だ。
志望県立高校に合格できる成績ではなかったらしい。
受験ストレスなのか、殴っても震えながら呪文を唱えるように
「ごめんなさい・・・ごめんなさいごめんなさい・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・・」
しか言わなくなった。反応がワンパターンになった。

妹は受験に失敗し、母の手助けもないので滑り止めの私立高校に入学できずに浪人。
頭に白髪がいっぱいあった気がする。
高3の夏、18歳になったので、復讐を終え、祖父と祖母の元へ私だけ引っ越した。

その後、両親は離婚してしまい、父はどこかへ行った。
多少私物が残っているので、時々実家に帰ったりしていた。
母は彼氏を家に連れ込んでいて、妹は1年遅れてどこかの高校に入ったっぽい。

祖父と祖母の家と実家は最寄り駅が一緒なので、妹を時々見かける。
昔は可愛いほうだったのに、白髪が治らず挙動不審な子になってる。
私のことを見るとガタガタ怯える。

もう復讐を終えたので私は何もしないけど、びくびくされるのは気分が悪い。
悪いのは妹なのにね。
私は大学も志望通りの大学に受かって、奨学金を借りつつキャンパスライフを楽しんだ。
妹は、またしても受験に失敗。
2狼の時点で大学進学を諦め、就職したらしいのだが、嘘臭い。
身なりが風俗嬢っぽい・・・。

たまに実家に帰ると母に
「お前のせいであいつ(妹)あんなになっちゃったよ。どうしてくれる」
と文句を言われるが、老いぼれた母VS28の私がバトルをしたところで戦闘結果は知れてるので
弱々しく言われるだけだ。もちろん、殴られたら殴り返します。

現在妹は精神的におかしくなったのか、独り言をよく言う。
実家に帰るとリビングでブツブツ言ってる。
「おい!」って言うと
「もうしません許してください・・・ごめんなさいごめんなさい・・(ブツブツ」みたいな。

おしまい。

【161話】 【163話】


メールフォーム

何かございましたらメールフォームからご連絡下さい。

PR

ページのトップへ戻る